日本でも最近話題に上がった商標の冒認登録(本来権利のない者による登録)問題ですが、中国でもこの問題に関する紛争は後を絶ちません。
これは、中国における商標登録制度の属地主義、先願主義といった原則がひとつの原因ともいえます。たとえ日本で商標権を有していても、中国で他者に先んじて登録を行っていなければ、冒認登録を招くリスクは常に存在し、最悪の場合、多額の商標譲渡金を支払うはめになったり、多くの時間・コストをかけて争うことになってしまいます。
では、これから中国市場へ挑戦する日本企業は、自社製品の商標を守るためにはどのような対策を講じればよいのでしょうか。
今回、中国知的財産権の問題に詳しい専門家である、上海開澤法律事務所の王穏弁護士をお招きし、商標権侵害の実態及びその対応策についてレクチャーいただきます。
日時 | 2019年3月19日(火) 13:30~16:30 ※13:20開場 | |
会場 | 横浜情報文化センター7階小会議室
横浜市中区日本大通11番地 (JR・関内駅から徒歩10分、みなとみらい線・日本大通り駅から徒歩0分) |
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プログラム | 1.知的財産権~最近の中国事情
2.中国における商標権侵害の実態 3.商業秘密~不正競争防止法 4. ECサイトにおける知財の保護 5.まとめ |
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費用
(税込) |
一般価格 12,960円(税込)/1名
優待価格(日中投資促進機構会員様) 10,800円(税込)/1名 資料のみ 10,800円(税込) |
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主催 | 株式会社チェイス・チャイナ | |
お申込 | HPのセミナー申込フォームに必要事項を記載の上、お申込ください。
※※備考欄に日中投促会員とご記入ください。 |
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お問合せ | 株式会社チェイス・チャイナ セミナー事務局
Tel(FAX共通): 045-315-4946 E-mail:info@chasechina.jp(担当:横幕、杉山) |
《講師ご紹介》
上海開澤法律事務所 パートナー弁護士 王 穏 氏
日本東京大学法学部公法学科卒業
一橋大学大学院経済法・民事法学科修了
1995年10月に中国弁護士資格試験合格後、東京・黒田法律事務所、アンダーセン毛利法律事務所北京事務所などを経て、現在に至る。
日本で法学教育を受け、日本及び中国の法律事務所にて長年日本の対中投資業務に関与。契約法、労働人事、外商投資、企業M&Aなどに精通。
2005年8月 日本国独立行政法人中小企業基盤整備機構 海外支援アドバイザー登録
著書
「中国ビジネス 契約・交渉 実践ガイド」(全日出版2003年10月10日発行(共著))
「中国人弁護士から見た日本の対中投資」(仮題・朝日出版社出版予定)