【ご報告】 天津濱海新区座談会

日時:2025年2月20日 15:00-17:30
場所:ホテルニューオータニ 鳳凰の間
主要出席者:
 (中方)天津市委員会常務委員 濱海新区区委員会書記 連茂君 様
     中国駐日本大使館 経済商務処公使 羅暁梅 様
     天津市人民政府外事弁公室 副主任 李想 様 
     天津市濱海新区区委員会常務委員 区人民政府副区長 梁益銘 様 他

 (日方)経済産業省 大臣官房審議官 田中一成 様
     濱海新区入区企業各社の代表 等

天津市委員会常務委員濱海新区区委員会書記連茂君様をはじめとする濱海新区等の中国政府関係者12名、濱海新区企業14社、そして経済産業省大臣官房審議官田中一成 様や日本企業・日中関係団体40社が出席する「中国天津濱海新区日本企業貿易協力懇談会」が2月20日ホテルニューオータニ鳳凰の間で開催されました。
当機構からは、訪中団参加のため出張中の岡事務局長の代わりに事務局主査の加藤が出席してまいりました。

本座談会は、中国駐日本大使館 経済商務処公使 羅暁梅 様、経済産業省大臣官房審議官 田中一成様のご挨拶に続き、天津市濱海新区区委員会常務委員 区人民政府副区長梁益銘 様より天津濱海新区のご説明などがあり、天津濱海新区進出の企業各社の代表からも各社の事業紹介や天津濱海新区の評価などに関する報告がありました。最後は天津市委員会常務委員濱海新区区委員会書記 連茂君 様より日本企業に対して、一層の両国交流の深化を通じて、中国のハイレベルな対外開放や京津冀の共同発展の機会の下、共に未来を切り拓こうとのメッセージがありました。
昨年11月の石破首相と習近平氏の初会談で「戦略的互恵関係」の包括的推進を確認したこと、今月17日の日中経済協会訪中団の何副総理との会談などの流れを受け、本座談会は両国経済協力関係の更なる発展を期待させるものとなりました。

天津濱海新区について:
天津濱海新区は京津冀(北京、天津、河北)経済エリアの中核をなし、経済技術開発区、保税区、ハイテク産業開発区、総合保税区、エコシティという5つの発展プラットフォームで構成されています。6000社を超える外資が投資する企業が入区、先進製造業、現代サービス業、未来産業を重点産業とし、日系製造業にとって魅力ある地域であるだけでなく、今後は越境EC、アニメーション業界、循環経済、金融投資といった分野で、日中両国の企業が協業発展できる可能性を秘めているとのことでした。

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