(2024年10月10日 商務部HPより)
・2024年10月10日、第27回中国・ASEAN首脳会議がラオスのビエンチャンで開催され、中国・ASEAN自由貿易圏バージョン3.0に関する交渉の実質的妥結が発表されました。この自由貿易圏は2002年に構築が始まり、2010年に設立、2015年にバージョン2.0が実施されました。新バージョンではデジタル経済、グリーン経済、サプライチェーン相互接続など9つの新興分野が含まれ、互恵協力の拡大が期待されています。
・主な内容としては、デジタルインフラの強化、グリーン貿易の促進、サプライチェーンの安定化、規格の統合、貿易の円滑化が挙げられます。中国は交渉を重視し、ASEAN諸国との協力を進めており、2025年の協定締結を目指しています。両者は互いの経済貿易関係を強化し、共に発展する意向を示しています。