【ご報告】中国ASEAN産業協力区域と日本企業の対話に岡事務局長が挨拶しました

日程:2024年9月23日(月) 16:00₋18:30 約70人
場所:南寧会展豪生ホテル南寧ホール
先方:広西チワン族自治区党委員会常務委員、自治区副主席 盧 新寧 氏
   中国・ASEAN博覧会秘書処 副秘書長 梁 芸光 氏
   中日友好協会常務副会長 元駐日・マレーシア・韓国 中国特命全権大使 程 永華 氏
  全国日本経済学会顧問 駐日中国大使館元経済商務公使 元商務部アジア司司長 呂 克剣 氏
   各市の副市長、商務庁などの幹部も多数参加
 2024年9月23日(月)に岡事務局長が中国広西省南寧市で開催された『第21回中国₋東盟博覧会「中国ASEAN産業協力区域と日本企業の対話」』に挨拶しました。梁副秘書長が議長を務めています。
 今回は日本企業・団体及び中国側等から含め約70人が参加しました。岡事務局長が日本代表として発言、最近の日中関係、RCEPの重要性、日系企業・中国・東南アジアとの貿易拡大と専門プラットフォームの構築、日本からみた中国とアセアンのサプライチェンの同行等について意見交換を致しました。
 盧副主席は、冒頭で昨年に習近平国家主席と岸田総理とサンフランシスコでの会談を評価し、中国政府は対外開放を揺るぎなく拡大し、ビジネス環境を絶えず最適化し、外資企業の合法的な権利を真剣に保護すると述べ、桂林市と熊本市と友好都市や今度の広西日本行の交流会(3回)などを語ってくれました。その中、三点の意見を提起しました。①開発水準のアップ②特有産業の推進とサプライチェンの強化(有色金属、原料、大健康等)③企業間の経貿協力(プラットフォームの構築、民間の交流等)
 程永華元駐日大使は、中日関係を更に強化し、広西省への投資を推奨し、本日本企業広西行のイベントは今回第三回目で引き続き交流を拡大にしたいと表明しました。
 呂克剣元駐日商務公使、商務部アジア司司長は、経済面から輸入・輸出の状況についてご説明し、トップ間との会談の重要さやRCEP・サプライチェンの中枢地域として紹介し、日系企業の投資も期待しています。
 日系企業の代表、各市副市長はプレゼンテーションを行い、意見交換もしました。
 中国と日本のビジネス分野の交流をより一歩緊密にし、 両国企業間の経済貿易協力を拡張し、RCEP の新たな機会を共有することを目的とし、岡事務局長を代表して広西チワン族自治区園区開発・投資促進サービスセンターと戦略協力覚書(MOU)を締結しました。
 ほか、ASEANの各国代表は一致して中国政府がビジネス環境の改善で成し遂げた積極的な成果を肯定し、商務主管部門と定期的に対話交流を行い、政府と企業のコミュニケーションプラットフォームを構築することを望んでいます。
 中国政府から外国企業招聘に強い熱意を感じられ、双方向投資の実現、実績作りに24年度の重要な活動一環となりつつであります。南寧市はASEANの窓口として国家地政戦略、将来経済戦略の重要地域に認定されています。
 当機構と中国地方政府は今後も適宜連携を行ない、日中間の円滑なビジネス展開に向け、様々な機会において情報を発信して参ります。
参考情報:
第21回中国₋東盟博覧会 丁副総理出席
中華人民共和国中央人民政府