【8月のPMIは前月比で上昇、景気は持続的な回復基調を維持】

(2022年9月1日、中国人民政府HPより)

・中国国家統計局は8月31日、8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表し、8月のPMIは49.4%となり、前月比0.4ポイント上昇した。また、非製造業活動指数と総合PMIはそれぞれ52.6%と51.7%となり、前月比でそれぞれ1.2ポイントと0.8ポイント低下した。

・生産と需要の観点からみると、8月は高温と新型コロナウイルスの蔓延により一部の地域の生産活動に影響が生じたものの、国内のサプライチェーンの継続的な回復に伴い、製造業の生産活動は回復を続け、企業の生産活動は安定しており、生産指数は49.8%で前月横ばい、新規受注指数は49.2%で前月比0.7ポイント上昇した。

・価格指数は低位から回復傾向にあり、8月の主要原材料購入価格指数と出荷価格指数はそれぞれ44.3%と44.5%で、前月比より3.9ポイントと4.4ポイント上昇し、製造業市場価格の全体的なレベルの下落幅は縮小した。

・非製造業活動指数は前月比1.2ポイント低下しているものの、前年同期と上半期の平均を上回っており成長を維持している一方で、高温や新型コロナウイルスの蔓延の影響に伴い、成長の速度は減速している。

・光大銀行金融市場部マクロ研究員の周茂華氏によると、9月は政府による企業の成長安定化に関する措置による効果の発現、国内の新型コロナウイルス対策と情勢の改善、物流や産業のサプライチェーンの改善等により、製造業PMIは拡張傾向に戻る見込みとしている。

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