【発改委とエネルギー局 共同で「水素エネルギー産業発展中長期計画(2021-2035年)」を発表】

(2022年3月23日、国家発展改革委員会HPより)





・国家発展改革委員会は3月23日、水素エネルギー産業の規範的かつ秩序ある高品質の発展を促進するため、国家エネルギー局と共同で「水素エネルギー産業発展中長期計画(2021-2035年)」を発表した。

・本計画では、交通・工業等のエネルギー使用の末端設備・装置や高エネルギー消費・高排出業界におけるグリーン低炭素への転換を推進すると同時に、水素エネルギーが戦略的新興産業の重要な方向性であり、グリーン低炭素産業システムを構築し、産業のモデルチェンジ・グレードアップを打ち立てる新たな成長分野であることを明確にした。

・本計画では、水素エネルギー産業発展の各段階における目標を掲げており、2025年までに燃料電池自動車の保有量を約5万台とし、また再生可能エネルギーによる水素製造量を年間10~20万トン、二酸化炭素の排出削減量を年間100~200万トンに設定している。

・また、2030年までに比較的整備された水素エネルギー産業技術革新システム、再生可能エネルギーによる水素生産・供給システムを形成し、カーボンピークアウト目標の実現を強力に支持し、2035年までに水素エネルギー産業システムを形成し、交通、貯蔵エネルギー、工業等の分野をカバーする水素エネルギーの多元的な応用生態を構築し、再生可能エネルギーによる水素生産が末端のエネルギー消費に占める割合を大幅に上昇させる。

・水素エネルギー産業の高品質発展を推進する重要な措置として、革新技術の持続的向上、専門人材の育成、水素エネルギーインフラの建設、商業化への対応、制度保証システムの確立、監督管理等を強化・推進する。



記事原文)

https://www.ndrc.gov.cn/xxgk/jd/jd/202203/t20220323_1320045.html?code=&state=123

計画原文)

https://www.ndrc.gov.cn/xxgk/zcfb/ghwb/202203/P020220323314396580505.pdf