【商務部「第14次5ヶ年計画 対外貿易の質の高い発展計画」に関する通知】

2021年11月23日付 商務部HPより)

・商務部は11月18日、「第14次5ヶ年計画 対外貿易の質の高い発展計画」に関する通知を発出。貨物貿易やサービス貿易の最適化、デジタル化推進など10項目の重点取り組みによる、今後5年間の対外貿易の発展計画を公表した。
・貨物貿易については、アジア、ラテンアメリカ、アフリカなどの新興市場との貿易拡大や、企業に対する重点市場の開拓と輸入ソース拡大を指導するとした。また、地域別では中西部地域を一帯一路建設の役割に組み込み内陸地域の貿易を拡大させ、東北地域は中国-ロシア極東協力計画を実施するなどし、各地の協調的発展を促進。
・輸入関税を引き下げるなどし開発途上国からの輸入を促す。質が高い消費財や先進技術、重要機器、エネルギーなどの輸入拡大を図り、グリーン製品の輸出入を促進するなど商品構成の最適化を図る。

・EC総合試験区や海外倉庫の建設を促進し、越境ECの持続的発展を目指すほか、貿易手続のデジタル化など、対外貿易の更なる発展に向けたインフラ構築も進めるとした。

記事原文)